銀河に浮かぶ

<いま、生きる> という事を考え、日常を過ごす

不安とのつきあい方

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空海のことをお休み第2弾。

 

不安とのつきあい方について少しお話します。

 

 

不安との付き合いかた。

 

それは、「根拠のない不安は、捨ててしまうこと」‼️

 

 

・・・あれ、終わってしまいますね(笑)

もう少し説明をせねばなりません。。

 

 

私も、過去に先のまったく見えない闘病生活(寝たきり)期間など経験しておりますもので、果てしない不安ということについては、それなりに経験したことがあります。

実際その当時は、ずぶずぶの不安に埋もれて今思い出せばちょっとおかしくなっていたこともありました。

そうした事から色々試行錯誤もした上でのお話です。

 

そういった特別な事情ではなく日常に起こることでも、様々な不安は日々生まれます。

特に今のこの状況ではそうかと思います。

けれどそもそも、人間なんて先は分からないことばかり。

未来のことは何1つわからない。

過去だって変えられない。

というか、5分後の自分の気分でさえまったく予測さえつかない。

 

 

それは、残念なことなのでしょうか❔

 

もう、そういう仕組みだよ、と受け入れるしかないことなんですよね。。

残念とか、残念じゃないとか、それはその時々によってこちらの感想だって変わる事です。

 

 

まだ起こっていない事に関して、不必要な恐怖を感じることは本来いらないことなんだと思います。

対処などを考えることと、ただひたすら悪い状況ばかり想像することは違います。

先は見えないのは当たり前。

それで不安になるのも正直当たり前の感覚です。

でも! 実際にやってくる未来は、思ってた通りになることなんてなかなかありません。

また、何かやって来ても、その時に自分が感じる感覚は想像とはまた異なるものな筈です。

 

 

悪い想像を膨らませて果てしない不安の迷路に入り込んでしまうのは、

精神的に疲労するばかり、更に暗い気持ちが加速するばかり。

何か得るのは難しいと私は正直思っています。

自分の感情全体にも、そのうち身体にも影響します。

 

そういう感情が「生まれる」のはしょうがないのですが、

その感情、不安をキープし続ける必要はありません。

 

それならば。

強引に気分転換する。

とにかく考えるのをやめる。

これも、不安を今持っている自分、という状態から、

ニュートラルの自分へ戻すという作業なのです。

もう、作業として坦々と行う位の感覚で良いと思うのです。

 

 

そうは言っても出来ない!と思う方。

もう、考えるのをやめる! と口に出してみましょう。

そして、とにかく何か他の行動を始めてみる。

 止まらない考えを、一旦、止めてみる。止めてみようとする、とにかく何か行動をしてみるだけでかなり違います。

 

 それから。

不安や悪い感情を言葉にして発するのは要注意だということもお伝えしておきます。

発散の意味ならいい面もありますが、

言霊とよく言いますが、言葉のエネルギーは本当にあります。

自分は不安。自分はつらい。という言葉を発すると、

その状態にキープされやすいと思います。

(ポジティブな言葉を発するのは、実際に効果があるという科学的観点も含めた話はまたいつか。)

 

 

私もいまでも日々意識してそれらのことを実践しています。

無意識にそういう風に出来る様になるまでは、日々訓練だと思っております。

 

 

状況は変えられなくても、自分の気分は自分で作っていけるものです。

爽やかな気持ちで毎日を進んでいきたいものですね。

 

 

          文: 満ちる