銀河に浮かぶ

<いま、生きる> という事を考え、日常を過ごす

私たちの奥底には

f:id:gingani:20200624014417j:plain

 

私たちの普段意識している意識の底の底の底には、個を超えた全体、宇宙、英知と繋がっている。。その事は、最近の量子力学や細胞学などからも、もはやそう言わざるを得ないだろう、という見解にたどり着くまでになっています。

 

空海の教えでは、その繋がっている先、宇宙全体を指し仏格化して大日如来と呼美ます。

私たち人間一人一人も、大日如来の一部でもあります。

普段は離れて感じている様でも、それは私たち自身でもあるということです。

 

そして、そこへ至る為にもまずは、

 

如実知自心 にょじつちじしん

 

「実の如く自らの心を知る」ことが必要です。

 

私たちは普段、ものごとを見て捉え、考えます。

その時に、多かれ少なかれその人なりのフィルターの様な物を持っていて、

それを通して見てしまいます。

先入観、思い込み、思い癖、とでも言えばいいでしょうか。

無いと思っていても、程度の差はあれど必ず誰でも持っている物です。

そして本来そうしたフィルターはどんどん薄くしていきたいもの。

そうでないと、事実をありのままに見ることができません。

それは、他を見るのも自分自身を見るのも同じこと。

 

そのフィルターに気付くには、

自分で少しずつ少しずつ見直していく作業に慣れていくしかない様に思います。

そうした作業の為にも瞑想は有効なんだよなぁ、と思います。

瞑想も、自分の感情が生まれる様子から客観的に見直し、

浮かんだ考えや感情も客観視していく工程を重ねていくものですもんね。

 

私もまだまだ瞑想は得意とは言えず、

もっと体験を重ねていかねばと思っているところです。。

 

          文: 満ちる