銀河に浮かぶ

<いま、生きる> という事を考え、日常を過ごす

手放して、内面的な断捨離を

 

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コロナでの自粛期間中の4〜5、6月にかけて、

私は取り憑かれたように(笑)家中の片付けと掃除をしておりました。

 

今までも何年かかけて何度もいわゆる断捨離というものにトライしてきて、

ちょこちょこモノを捨て服を捨て整理して掃除して。。というのを

繰り返してきてはいました。

断捨離って終わりがないなぁ、と思っておりました。

 

そして今回のまた一気に行う断捨離では、

今までよりもちょっと、ある意味研ぎ澄まされたというか、

今の私にはもうこれは必要ないかもしれない、という感覚が以前よりは鮮明になり、

ずっと悩みつつ取ってあったものや服を今まで以上に一気に捨てたり

処分する事が出来ました。

 

コロナのせいというかおかげなのでしょうか。

日常が大事だという感覚の線引きがかなり以前よりははっきりしたのかな、という

感覚で。

あとは今まで無頓着だった物の多さや、

使っていないものが前よりも少しははっきり見えた感覚がありました。

 

そして、そういったものたちにありがとう、と声をかけつつ、

一気に捨てていくことの快感(笑)

そして残ったものたちを有効的に使える様に整理し直す爽快感(笑)

 

これ、断捨離の醍醐味なんでしょうね。

 

そして、私にとって重要なのは断捨離後でした。

 

断捨離アンド掃除をしたので、まず家にいてもどこを見てもとっても気分が良い。

どこに何が入っているか、あれはまだちょっと迷って捨てられなかったな、

というものまで含めて、全て把握しているというスッキリ感。

 

それから、

もう今後これらのものは当分は買わなくてもいいなというもの、

この辺のものは新たに欲しいな、というもの、

が、これまた鮮明に自分でわかってきました。

 

そして、例えば服を例にすると、

こういうジャンルの服はいらないけれど、家で着るTシャツは可愛いのが何枚か欲しいな、とか、

出掛ける用の服もこういうものはあるから、基本はいらないけれど

買うとしたらアレンジが効く、シンプルなこういうものなら買ってもいいな、

でも作った方がいいかな(わたくしソーイングデザイナーでございました)、とか、

全て具体的に考えられるということ。

 

そして、

そういう感覚の上で新たに買うものは、

値段というより(ある程度は、ってことですが)とにかく素材やらサイズ、デザインやらが

気に入ったもの。

買ったらいつか使う、じゃなく、もう買ったそばから使って楽しい気持ちになれるもの。

 

そうやって歓迎する気持ちで物を手にすると、

モノの気と言いますか、エネルギーというものがやはりあるのではないかな、

などと感じたりしております。

 

断捨離は、不要なものを捨て去ることで、

全体的に整理し整えられ、空間として整理されるということ。

いろいろな流れがよくなるということ。

そして空いた空間には、

きちんと必要なものが新たに入ってきて自分のエネルギーにもなるという、

良い循環を引き起こす行動なんだなぁ、などと思ったりした訳です。

 

 

そして。

 

 

これは、人の内面にも言えるのだなと思ったのです。

 

私にも色んな色んなコンプレックスや気持ちのわだかまりがあります。

でも、

一つ一つ頑張って(ちょっと頑張らないとこれがまた出来ないんですけどね。。)

それらを手放すと、

より良き、そして、私に今必要なエネルギーがやって来るんだと

思うんですよね。

手放す、というのは痛みを伴うことでもあるんですが。。

 

こうやって、魂の成長を更に進めていくのかな、と

改めて思うこの頃です。

 

     文: 満ちる

 

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