銀河に浮かぶ

<いま、生きる> という事を考え、日常を過ごす

人は太陽の元で生きる仕様にできている、のですね

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宇宙のこと、世界がどう出来ているかを知るのには必要だ!

ということで、相変わらず量子力学を知ることにハマっておりまして、

そうすると元々文系脳なわたしは理系的なあれこれを、

基礎から改めて学び直さないとならないことが多々あります。

 

その中の一つ、電波や光、電磁波についても知りたいなぁと思っていたところ、

じわじわ再開している地元の図書館にて見つけた本がわたしには当たりでした。

 

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最近はこういった、様々な分野のことをあくまでわかりやすく説明しようという本が多々あって、嬉しい限りです。

 

さて。その本では電波とはどういう性質でどう使われているのか、など例や図も使い分かりやすく説明されているのですが、

いかに今の時代の技術は電波を利用したものが多々あることか。

そして、面白いというか不思議な性質に惹かれます。

 

さて、まだこの本を読んでいる途中ですが、とても興味深く面白く感じたことがありました。

 

 

光も電波もそれぞれの周波数(振動)で特徴などが変わりますが、

それらは全て電磁波です。

ざっくり言うと、周波数の低い方から、電波、光。

だから電磁波も、真空なところでは光と同じ、ほぼ高速で進む!(1秒に約30万km)

 

そして光は、周波数(光の場合は波長という様ですが)が低い方から高い方へ、

赤外線、可視光線、紫外線、X線ガンマ線。。と分けられるのですが、

その中でも私たち人間が目で感じる可視光線は、

まずとてもその周波数の幅が他の種類に比べてとても狭いこと。

 

それから、ここが特に面白く感じたところなのですが

 

太陽が放出する電磁波(自体は幅広い)のうち、人間が目で見られる可視光線の波長は、

太陽が出すエネルギーが最大になる付近の波長に重なっている。

つまり、太陽のエネルギーの最大の辺りを中心に感じられる様に、

人間(と、多くの動物❔)の目は出来ている、

ということです。

 

そもそも光全体の中で人間が視覚として感じられる可視光線の幅は、

とっても狭い。

赤外線などは熱を感じたり視覚以外で感じることの出来るものもありますが、

それらを足しても、

人間がこの身のままで感じられる光はとっても限られているのです。

 

けれどその幅の狭さが、太陽の光にぴったりと合っている。

 

当たり前といえば当たり前なのかもしれないですが、

地球に生まれて太陽の恵みによって生きてきた人間は、

その身体がまさに太陽に対応したシステムとして成り立っている、

ということに、わたしはなんだか、

衝撃しつつも納得し、そして太陽という存在の大きさを強く感じたのです。

 

 あ、あと、

たまに「私はこの目で見たものしか信じない」という方もいらっしゃいますが、

いや、人間の目に実際見えているものなんてほんのわずかだよね!!

と、改めて思ったり(笑)

 

 

この本は電波の話ですが、

いろいろ考えながら読んでいるので本当に面白い。

まだ読み終わってないので、このまま読み進むのが楽しみです。

 

     文: 満ちる

 

 

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